世界的な「健康志向」「自然志向」の高まりの中で、近年ハーブに注目が集まっています。
誰でも簡単に手に入れることが出来るハーブは、料理や、アロマテラピー等に利用されています。
また、丈夫で育てやすいという性質を持つことから、ガーデニングの素材としても人気があります。
メディアで取り上げられる機会が増えるとともに、ハーブは生活の中に広く浸透してきました。
ここ数年で俄かに流行りだしたようにも見えるハーブですが、その歴史は古く紀元前まで遡ります。

ハーブ(herb)という言葉の語源は、「草」「葉」を意味する"Herba"というラテン語です。
その意味から、地球上に存在しているあらゆる植物はハーブだと言うことが出来るのですが
一般的には『人々の暮らしに役立つ有益な植物』に対して、この言葉が使われてきました。
人類が数千年の昔から生活の中に取り入れ、日常の様々な場面で利用してきたハーブには
今を生きる私たちが健康に暮らす上での重要なヒントが隠されているのではないでしょうか。

いつも自然体でいたい、でもちょっと疲れを感じている、最近そんな人が多いように感じます。
ストレス社会と言われる現代、生活の中で私たちには癒される時間がどれ程あるでしょうか?
ハーブには不思議な魅力があります。そしていつでも手軽に始められるという良さがあります。
ここではそのハーブの有用性や、私が出会った素敵なハーブティーについて紹介したいと思います。